境界知能について〜生きやすさとは〜

皆さんこんにちは！

突然ですが「境界知能」という言葉は聞いたことありますか？

一般にIQは８５〜１１5が平均と言われており、概ね70(自治体によっては75）を下回ると知的障害とされています。その狭間にいるのが境界知能の人たちです。

なぜこの話題を取り上げようかと思ったかというと、私自身が境界知能であるからです。IQは78と算出されています。

境界知能とわかったきっかけを遡ること約3〜4年前のことになります。元々精神疾患で心療内科に通院しておりましたが、仕事で苦手なことがあるので自分の得意不得意を知りたいと思いWAIS-4(ウェイズ）と呼ばれる知能検査を行いました。

この知能検査は臨床心理士さんと共にたっぷり2時間かけて行うかなり忍耐力の要るものです笑

検査結果は言語理解、知覚推理、ワーキングメモリー、処理速度の4項目と、その他下位項目と呼ばれるものが数値化されて算出されます。数値化された検査結果と臨床心理士からのフィードバックがついてきますので、自分の苦手なことがよーーーーくわかります。

私はというと、元々仕事で抱えていた悩みは、電話対応などのマルチタスクが苦手、時間に追われることが苦手ということであり、検査結果では処理速度項目において低い数値を叩き出しておりました。

しかし正直いうと、今までの人生の中で特に困ったということがなく生きてくることができており、自分の中で疑問に思うことがなければ検査も受けることはなかったと思います。ようは、周りの環境次第で生きやすさは変わるのだなと実感しています。